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最短ルートでゼロから中国語習得までをサポートします

 この教室では、中国語の学習は、①発音→②初級→③中級→④上級の四つステップに分かれて学習していきます。

 中国語の発音は日本人にとって、少し難しいと思っているかもしれませんが、当教室では、毎週1回50分レッスンの場合、2か月8回で発音(ピンイン)の習得ができるようになっています。また、発音習得用のオリジナルプリントを用意しておりますし、口の形、舌の置く場所、発声場所など発音要領を直接生徒様一人一人に丁寧に教えます。

 中国語初級では、「中国語会話301上」を使って、単語、フレーズ、文法を勉強します。毎週1回50分レッスンの場合、10か月40回で初級テキストの勉強が終わるカリキュラムになっています。中国語HSK試験問題を勉強すれば、HSK2級に合格できます。これは、当教室の複数の生徒様が実証済みです。

 中国語中級では、「中国語会話301下」の内容を勉強します。毎週1回50分レッスンの場合、初級と同じ、10か月40回終了予定です。プラス中国語HSK試験問題を勉強すれば、HSK4級に合格できます。これも当教室の生徒様が実証済みです。

 初級から中級のレッスンの中では、主にテキストを使用しますが、その他にも、先生が設定する中国日常のシチュエーションに基づく、フレーズの練習を行ったりして、楽しく中国語を勉強することができます。

​ 中国語上級の学習では、会話を目指す生徒様に対して、テキストを使用しておりません。先生と完全に一対一で中国語会話をします。レッスン内容は、会話の中で、先生の言ったことを真似してもらったり、シャドーイングという練習方法を使ってもらったりして、ネイティブが使うのと同様の生きた中国語を身に付けてもらいたいと思っております。

ズームオンラインレッスン受講の流れ

​​​​ 当教室では、zoomというアプリを使ってオンラインレッスンを提供しております。生徒様にはご自宅にいながら中国語レッスンを受講して頂けます。

 オンラインレッスンを受けるには、事前にzoomインストールをしていただく必要があります。レッスン開始の30分前に、こちらから招待URLを送りますので、時間になったら、そのURLを押すだけで、レッスンに参加できます。

 無料体験レッスンがありますので、初めての方でも安心して受講していただけます。生徒様一人一人の目標やご希望、レベルに合わせたレッスンを行っております。この機会にご検討よろしくお願いいたします。

Zoomを使ったオンラインレッスン好評開催中

​​​​ 生徒様の安全を優先に考え、当教室では、今年から対面レッスンをオンラインZoomレッスンに切り替えさせて頂きましたが、生徒 さんから、「普通の対面レッスンと変わらない感じでした」、「ズームホワイトボードに書いてくれて分かりやすかった」、「交通費と移動時間の節約ができました」と大変好評をいただいています。ご自宅でお気軽にご受講いただけるので、遠方にお住まいの方からご依頼いただいています。本当にありがとうございます。引き続きオンライン体験レッスンを受付中です。ご検討よろしくお願いいたします。

「初心者向け」中国語のピンインについて

​​​​ 中国語をゼロからスタートする初心者にとって、最初にピンインの学習は欠かせないものですが、一体中国語のピンインはどんなものでしょうか。ここでピンイン及び学習方法をご紹介したいと思います。
 皆様ご存知のように、中国語は漢字で書き表しています。漢字だけで中国語の発音が分かりません。音を表すために、ローマ字を使って発音を表記しています。このローマ字を中国語でピンインと言います。

 中国語は1漢字が1音節になります。1音節は、子音(頭子音がない音節もある)+母音の組み合わせでできていて、約400個もあります。例えば kū哭→泣く(子音のk+母音のu); hē喝→飲む(子音のh+母音のe)等々…。

 母音は、単母音が7個、複母音が13個、鼻母音が16個、全部で36個になります。子音は21個あります。母音と子音の発音は、ローマ字の読みではなく、独自の発音ルールがあります。

また、中国語は一つ一つの音節には、四声という音の上げ下げを表す音調符号が付いています。声調が変わると意味も変わりますので、一つの漢字のピンインには声調も含まれます。
 ピンインの効率的な覚え方 をご紹介します。先ず声調、母音の36個と子音の21個をしっかりマスターすることです。子音と母音の組み合わせは、約400個もあり、全て覚えるのはとても難しいし、普段あまり使わない単語の音節も入っているので、最初は覚える必要がありません。単語を勉強する時には、「漢字」、「ピンイン(音)」、「意味」の三つをセットで覚えるほうが効果的かつ効率的だと思います。

誰でも、中国語を習得したいという思いさえあれば、全力で応援しますので、是非皆様が世界で最も話されている中国語を身に付けてほしいです。

単母音「u」と「ü」の読み分け方

 ピンインの表記では「u」ですが、実際に「ü」を発音しないといけないという特別なピンイン表記ルールがあります。今回は、この二つのピンイン表記ルールを皆様にご紹介します。

1、ピンインの「yu」は、単母音「ü」の音です。単母音のü単独で音節となる場合は「yu」と表記されます。

例:雨、魚yú

2、「j、q、x」後の「u」は、単母音「ü」の音です。j、 q 、xの後に続くüは、全ての点を省略します。                                                                句jù、去 qù 、需xū 

上記以外の「u」また「ü」は、表記の通りに発音すればいいのです。例:五wǔ(母音のu)、哭kū(母音のu)、绿 (母音の ü)、女nǚ(母音のü)

単母音のuとüは中国語会話でよく使われる音なので、ぜひこのルールを把握して、ネイティブのような綺麗な発音を身につけてもらいたいと思います。

母音「Ü」と「U」発音時のコツ

 窄めの「Ü」の音を発音する時に、口の中だけ、声を出すというイメージをしてください。口を窄めて、舌を一緒に窄めて出すことです。例えば、行く のqù 去 (j、q、xの後に続くÜは、全て上の点を省略します)、魚の yú鱼 等。

 突き出しの「U」は、また、口の中だけで、声を出すイメージです。そして、口を窄めて発声することです。但し、舌は窄めません。例えば、泣くのkū哭、本のshū书 等。

 突き出しの「U」は、皆様にとって簡単に発音できると思いますが、難しいのは、窄めの「Ü」だと思います。しかし、窄めの「Ü」は中国語の中で非常によく使われる音ですので、是非皆様が習得してください。​

「z」、「c」、「s」と「zh」、「ch」、「sh」、「r」発音時の舌先について

「z」、「c」、「s」は、「平舌音」と呼ばれます。舌先が比較的に平にし上歯の裏に付けると摩擦音になります。

「zh」、「ch」、「sh」、「r」は、「翘舌音」と呼ばれます。舌先を反らせて硬顎の前部につけると摩擦音になります。

発音の時に、先ず舌先を正しい場所に置いてから、発音してみてください。

疑問文「的」の使い方について

先ず、下記の例文を見てみましょう。

1、你昨晚几点回来

2、你今天几点起床

3、这件衣服是谁做

4、你什么时候回日本

5、你和谁一起去

6、在哪儿买

7、你怎么来

つまり、

① 過去のことについて聞いたり、話したりの時

② 疑問代詞(几点、 谁、哪儿、 什么时候 、怎么など)がある場合は、「的」を使って、過去の表現を表すことが一般的です。

​体験レッスンに来られた方の中で、何年間中国語を勉強している人でも、まだこの疑問文の「的」の使い方に迷われている方が多い印象です。実際の中国語日常会話では、頻繁に使われていますので、是非把握してもらいたいと思います。

間違いやすい中国語の例文を紹介します(随時更新中)

生徒様にできるだけたくさんの中国語に触れてもらうために、普段LINEやウェチャットなどのやり取りも中国語で行います。間違った中国語を直ぐに訂正します。それによって、生徒様が自分自身の問題点に気づいたり、その時のシチュエーションに適切な表現の仕方を学ぶことができるのです。一部の間違いをまとめましたので、ご参考にして頂ければと思います。左は生徒様の例文、右は修正後の例文です。

1、今天晚上打算22:00到加班。➡ 今天晚上要加班到22:00。今晩22時まで残業します。

2、我打算去19:00左右。➡  我打算19:00左右去。私は19時頃行きます。

3、我要去14日16点。➡ 我要14号的16点去。私は14日の16時に行きます。

4、我想去18号左右中国。➡ 我想18号左右去中国。私は18日頃中国に行きたい。

5、老师回中国八月一号吗?➡ 老师八月一号回中国吗?先生八月一日に中国に帰りますか?

6、明天的课交换6月13日可以吗?➡   明天的课可以换到6月13号吗?明日の授業を6月13日に換えることはできますか?

7、您明天下午可以更改今天的课吗?➡  今天的课可以更改到明天下午吗?今日の授業を明日の午後に換えることはできますか?

8、我要上车15:40 。➡ 我要坐15:40的车 私は15:40のバスに乗ります。

9、我会到昨天都一样的时候。➡ 我会和昨天一样的时间到。私は昨日と同じ時間に着きます。

10、我想通过HSK5级到三月之前。➡ 我三月之前想通过HSK5级。私は三月前にHSK5級に合格したいです。

11、我不能去2月15号了。➡ 我2月15号不能去了。2月15日に私は行けなくなりました。

​​12、您身体保重。➡您保重身体。お身体ご自愛下さい。

13、我常常去那儿了➡我常常去那儿。"常常”を使うと、過去形を表す"了”を使ってはいけない私は、あそこによく行きます。

14、今天天气变暖和。➡今天天气变暖和了。"变”を使うと、最後に変化を表す"了"が必要です。暖かくなってきました。

15、这是很好经验了➡这是一次很好的经验。いい経験ができました。

​16、车别动。➡车不用动。車は動かさなくてもいいです。(しなくてもいい➡不用)

17、我明天下午从四点会议开始。➡我明天下午四点开会。または、我明天下午四点有会议。私は明日午後四時から会議があります。

18、我觉得时间过了很快。➡我觉得时间过得很快。時間経つのが早く感じます。

19、请修改了。➡请修改。訂正してください。

​20、我不能听懂汉语新闻➡我听不懂汉语新闻。中国語のニュースが聞き取れません。

21、我不能看见 。➡ 我看不见。私は見えません。

22、我不能听见。➡ 我听不见。私は聞こえません。

簡単そうに見えて意外と中級者でも間違えてしまう中国語フレーズ(私は大学生の時)

 「私は大学生の時」は、中国語で何といいますか?「我大学生的时候」と言ってしまう人が多いのではないでしょうか。日本人学習者が間違えやすい「名詞(大学生)+の時」の例をいくつか紹介しますので、ご参考ください。左は生徒様の例文、右は修正後の例文です。

 私は子供の時  ➡ 我小时候

 私は小学生の時 ➡ 我上小学的时候

 私は中学生の時 ➡ 我上中学的时候

 私は高校生の時 ➡ 我上高中的时候

 私は大学生の時 ➡ 我上大学的时候

HSK5級問題。副詞の「都、就、才」について

1、你的中文八级了,我六级,差得太远了。(貴方の中国語はもう八級で、私はただ六級ですから、かなり差がある)都 ➡もう、すでに。才 ➡わずか、ただ、自分のレベル(六級)が低いことを強調。「Aが都~、Bが 才~」という形で、比較文でよく使われます。

2、你怎么现在来。(どうして今更来たの) 才➡今更、来るのが遅いことを強調。

3、真了不起,25岁当经理了。(凄い!25歳でもうマネージャーになった) 就➡すでに、年齢(25歳)が早いことを強調。

4、我跑了好几趟 找到他。(私は数回走り回って、やっと彼を見つけた) 才➡やっと。時間がかかったことを強調。

5、 这么长的课文,他背了20分钟记住了。(こんな長い文章を彼は20分ですでに覚えた)就➡すでに、時間(20分)が短いことを強調。

6、我们知道, 就你一个人不知道。(私達は知っているが、貴方だけは知らない)都➡皆、 就→だけ、のみ、「only」の意味。

7、人们喜欢这种颜色。(人々はこの色が好きです) 都➡みんな、全員。

8、这些钱够交学费,生活费怎么办呢?(このお金は学費を払うだけ精いっぱいで、生活費はどうする?)才➡わずか、だけ、金額が少ないことを強調。 

9、贵点儿贵点吧,买了吧。(値段が高くても仕方がない、買いましょうか) 就➡2つの同じ成分の間に置かれて、容認できることを表す。フレーズをそのまま丸ごと暗記したほうがいいです。

10、四点钟你怎么就起床了?(まだ四時ですからもう起きたの) 才➡まだ、時間(四時)が早いことを強調。

副詞の「还 」について

副詞の「还」は、日常会話でよく使われるものですが、いろいろな意味がありますので、困惑する方が多いようです。下記の例文を読んで、それぞれの使い方の違いを掴んでくださいね。

1、肯定文の場合、还  →また。

我明天来。➡私は明日また来る。

下次的HSK考试我参加。➡また次回のHSK試験を受ける。

2、否定文("没’’がある)の場合、还  →まだ

没来。➡彼はまだ来ていない。

没去过中国。➡私はまだ中国に行ったことがない。

3、疑問文 (疑問詞"多长时间’’  、"几’’、"谁’’等がある場合)、还→あと

多长时间到?➡あとどのぐらい時間がかかる?

剩下几个苹果了?➡リンゴはあと何個残っている?

明天有谁去?➡明日あと誰が行く?

4、疑問文(最後に"吗″がある場合)、还→まだ

在睡吗?➡まだ寝ているのですか

在日本吗?➡まだ日本にいる?

副詞「就」の使い方

中国語の「就」を難しいと感じる方は多いようです。今回は例文を使って、日常会話で最もよく使われる副詞「就」の三つの用法をご紹介します。

1、距離的に近いことを表します。

例①:邮局在车站的旁边(郵便局は駅のすぐ隣にある)。

例②:在你后边(私は貴方のすぐ後ろにいる)。

これらの例文は、「就」がなくても文としては成り立っていますが、「就」を入れることで、近いが強調され、相手に「すぐですよ」というメッセージが伝わります。

2、時間的に早いことを表します。

例①:昨天我下午四点下班了(私は昨日午後四時に仕事がもうすでに終わった)。

例②:我早上6点到公司了(私は朝六時にすでに会社に着いた)。

反対に、時間的に遅いことを表する場合は、「才」を使います。

例①:昨天我晚上十点下班。(昨日夜十時に仕事がやっと終わった)。

例②:你怎么来啊(どうして今更来たの)?

3、前の出来事に直ちに続いて 発生するという2つの出来事をつなげる時に、「就」を使います。時間的に切迫した緊張感のようなニュアンスも現れてきます。日本語の「~したらすぐに~」といった意味を表します。

例①:我(一)下班过去(仕事が終わったらすぐに行く)。

例②:我(一)到机场给你打电话(空港に着いたらすぐに電話する)。

例③:我昨天晚上(一)吃完饭睡觉了。(昨日の夜ごはんを食べた後すぐに寝た)。

「一… 就」をセットとして使えますが、例①~例③のように(一)を省略できる場合もあります

2020年新年のご挨拶

​​​​ 皆様、あけましておめでとうございます。

 昨年は大変お世話になりました。2019年を振り返ってみると、当教室も中国語学習中の生徒様自身も様々な変化がありました。生徒様達は中国語を勉強することで、人生の様々な転機を経験することができました。一名の生徒様が今年中国へ留学する予定です。現在奨学金の取得を目指し、HSK試験合格に向けて猛勉強中です。もう一名の生徒様が、中国語が話せるため、会社から中国技能実習生受入の仕事を任されています。

 また、二名の生徒様が去年一人で中国旅行の夢を実現することができました。「今年は中国の他の所に行ってみたい」と楽しく話をしてくれました。そのほかに、中国語を勉強することで、異文化に触れたり、自分の考え方が変わったり、生活が楽しくなりましたと数多くの生徒様から伺いました。

​ 生徒様の成長していく姿をみて、大変嬉しく思います。是非皆様が中国語を習得することによって、自分の世界が広がったり、人生をより豊かにしてもらうことが私の願いでもあります。今年もよろしくお願いいたします。

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